払っていないものも経費に入れて節税


経費に入れることができるのは、払ったものだけではありません。
払っていないものも入れることができます。
EX IT 4

経費の基準は、払ったときではない

経費に入れるかどうかは、払ったかどうかではありません。

3月の経費に入れることができるものには、4月に払ったものも含まれる場合があります。

たとえば、4月に払ったPC購入費、8万円は、3月に買って3月に使い始めているとすると、経費に入れられるのは、3月です。

経費の基準は、発生したとき

・3月に買った
・3月に使い始めた

ということを、「発生した」といいます。

経費の基準は発生したとき。
払ったときではないのです。

この「払ったとき」というのは、
・前に払ったとき
・後に払ったとき
があります。

このうち、「後に払ったとき」に経費にしないと損なのです。

経費、こんなものに注意

こんな経費に注意しましょう。

・クレジットカードで支払った経費

クレジットカードで支払うと、その請求は後から来ます。
3月に払った会議費(打ち合わせ代)は、4月以降に請求が来ますが、3月に経費にしましょう。

その経費もれを防ぐために、カードで支払ったときにレシートをもらい、そのレシートで記録しましょう。
カード明細書で記録しようとすると、発生したときに経費にするのが難しくなります。

ただ、この場合も、カードから引き落とされているもののチェックはしなければいけません。

・振り込んだ経費

口座から振り込んだ経費、引き落とされた経費も、発生したときに経費にしているか注意です。

毎月は、払ったときに経費にしておいてもかまいませんが、決算月は気をつけましょう。

大きな金額としては、社会保険料があります。
給料が20万円なら、社会保険料は、5.6万円ほどです。
この5.6万円は翌月の月末に引き落とされます。

実際に経費となるのは、このうち会社負担分の2.8万円ほどです。
決算の時は、この2.8万円を経費に入れるようにしましょう。

法定福利費/未払費用という取引です。

また、決算月の末日(引き落とし日)が、土日祝だった場合は、その分も経費として入れなければいけません。