紙のままの効率化を目指さない

紙をなくすのは効率化につながります。
紙のままの効率化もありますが、目指さないようにしましょう。

 

紙のままの効率化

紙をなくさず、これまでのやり方のまま効率化する方法もあります。
ただ、私はおすすめしていませんし、私自身もやっていません。

これまでのやり方のまま効率化したほうが、楽でしょう。
お客様にお願いをしなくてもいいですし、自分も変わらなくてすみます。
ただ、それでいいのか、本当に効率化できるのでしょうか。

なにより、かっこよくはありません。

なぜAI-OCR、RPAが人気なのか

日本では、AI-OCR、RPAに人気があります。
なぜなら、紙のまま効率化できるからです。

紙の請求書を受け取り、それをスキャンして読み取ってデータにするということができます。
読み取れない場合は、既存のデータや推測ができるのです。

RPAが出始めたときから見続けていますのが、紙のままの効率化のほうがウケがいいのでしょう。
その方向性が増えてきました。

ただ、前述のとおり、それが正しいのか、かっこいいのか。
紙をなくさないと、結局は、それを受け取らなければいけません。
紙を受け取るために、出社ということにもなるのです。

紙をなくす効率化を目指す

あくまで、紙をなくす効率化を目指しましょう。
効率化の上では、紙は、邪魔です。
紙のまま効率化できるとしても、その方向性を目指さないようにしましょう。

通帳のスキャン、読み取りなんて、ネットバンクにすればいい話です。

データだからこそできる効率化も多いもの。
紙→データだと、ステップが1つ増えます。
データで受け取るようにしていきましょう。