給与計算ソフトを入れる意味。給与明細のペーパーレス。

給与計算ソフトを入れるべきかどうか。
判断基準をまとめてみました。

 

給与計算をExcelで

給与計算は、Excelでつくることもできます。
実際にそうしている方もいらっしゃるでしょう。

ただ、効率的に給与計算をするなら、マクロが欠かせません。
Excelマクロで給与一覧表から給与明細へ転記 | EX-IT

そうでなければ、給与計算ソフトを入れたほうがいいでしょう。

 

給与計算ソフトを入れるメリット

給与計算ソフトには、次のようなメリットがあります。
・自動計算してくれる
・率の変更にも対応
・年末調整もできるものも。
・社会保険の手続きに対応できるものも。

ただ、これらのものは、Excelでもできます。
Excelにはできなくて、給与計算にできるもの。
それこそが、給与計算ソフトを入れるメリットです。

そのメリットとは、給与明細をネットで確認できること。
これは、Excelでもマクロでも難しいです。

ネットで確認できるようにすれば、給与明細をプリントアウト、配布する必要もないのです。
PDFでメールすることも含めて。

どの給与計算ソフトを入れるか

どの給与計算ソフトを入れるか。
「給与計算ソフトに名作なし」とは、私の言葉。
まあ、「会計ソフトに名作なし」も同様ですが。

消去法で考えると、
・無料(5人まで)のフリーウェイ給与計算
・ジョブカン給与計算
・人事労務freee
あたりでしょう。

前述した、「給与明細をネットで確認」という要件を満たしています。
ただ、無料のフリーウェイは無料なりの使い勝手、かつ6名以上になると有料、そして、年末調整の効率化が弱いです。

ジョブカンは、かゆいところがまだまだ未完成。
(サポートに連絡していますが、まあ私の力だけでは……)

人事労務freeeも同様で、なおかつ無駄に高いです。
・ジョブカン(1人当たり月400円。最低2,000円)
・マネーフォワード(会計とセット 月3,980円+1人当たり月300円)
・人事労務freee(ベーシック。月3,980円+1人当たり月500円)

マネーフォワードは会計とセット売りなのがネックですし、好きではありません。

会計ソフトと同じメーカーだと、データ連動できますが、そこまでこだわらなくてもいいかなと思っています。
それよりも、給与計算ソフトの使い勝手で選びたいものです。