税理士が自分の会社を6月決算にした理由

私は自分の会社の決算を6月にしました。
その理由を書いてみます。

 

決算月は、仕事が落ち着く時期に

私の会社、株式会社タイムコンサルティングは、6月決算です。
これは、個人事業(税理士事務所)の決算が12月(変えられない)ということもあります。
個人が12月、法人が6月とちょうどいいからです。

設立が12月でしたからセオリーとしては、そのときから1年の11月決算にすることもできました。
(最初の年度を1年にしたほうが消費税上有利。インボイス導入後はそうではなくなりますが)

そうしなかったのは、11月決算だと1月申告。
1月は、それなりにあわただしいからです。
(といっても、私はそうでもありませんが)

6月は、さらに落ち着いた時期ですので、決算月としました。

決算月は、売上が読める月に

また、決算月は、売上が読める月にしたほうがいいもの。
そうしないと、「今月が決算。売上がどうなるかわからない。どかんと増えるかも」だと、決算の対策もしにくいからです。
そのときにできることは限られていますので。

6月(に限らずですが)は、売上が読める月でした。
夏の決算の会社は少ないので、その理由もあります。

 

決算月を変えることもできる

決算月は変えることもできます。
手順は、
・株主総会で、決算月を変更したという議事録をつくる
・届け出る
だけです。

たとえば、3月決算を12月決算に変えたいなら、
・12月までに臨時株主総会を開いたという議事録をつくる
・届け出る
ということになります。

費用もかかりません。