経理効率化にRPAは必要か

経理効率化にRPAが必要かどうか。
私は必要だと感じ、実際に使っています。

 

RPAの事例

RPA(Robotic Process Automation)は、ロボット(ソフト)による効率化です。
特徴としては、
・ブラウザ、PDF、その他ソフトなどあらゆるもので自動化ができうる
・ブラウザとExcel、Excelとその他のソフトといったように、異なるソフト間の自動化ができる
・プログラミングの知識は必要
・Windowsのみ
・RPAソフトが必要
といったものがあります。

人間の操作を記録し、それを再度実行できるものです。
ただ、繰り返しの操作や条件によって操作を分ける場合は、やはりプログラミングの知識が欠かせません。

たとえば、経理で使っているのは、次のような事例です。

 

区分やっていること内容
1経理ブラウザネットバンクの入出金明細を確認
2経理メール→PDF→ブラウザメールで来た請求書PDFから情報を読み取りネットバンクで支払い
3経理Excel or 入力→ブラウザExcelまたは入力情報からネットバンク振込
4経理Excel→ブラウザExcelからクレジットカード納税
5経理Excel→会計ソフトExcelから会計ソフトへデータ取込
6経理会計ソフト→Excel会計ソフトからExcelデータに変換し、ファイルに取り込む
7事務PDF→ブラウザPDFファイルをWebゆうびんで手続きし、郵送

ExcelからソフトへCSV形式で取り込めれば、楽なのですが、それができないなら、人間が手入力しなければいけません。
そういったソフトは使うのをやめたいところですが、そうもいかない場合、RPAで読み取って入力することができます。

従来の機能で自動化できないところを効率化するのがRPAです。
ただ、注意点があります。

 

RPAの注意点

RPAは、プログラミングですので、メンテナンスが必要です。
特にブラウザだと、急に内容が変わったりします。
ボタンの名前や、配置などが変わると、RPAは動きません。

RPAを依頼してつくってもらってもそのあとの運用も必要なのです。
その分コストはかかります。

RPAはかんたん。
ブログラミングを知らなくてもいい
というのは、嘘で、ある程度の知識は必要です。

このRPAを使うならUiPathをおすすめします。

RPAを使うならUiPath

UiPath(ユーアイパス)は、小規模(年間売上5億以下)だと、無料で使えるプランもあり、使い勝手もいいものです。
まずは、このUiPathを使ってみましょう。
それ以外のものだと、コストがそれなりにかかります。
効率化できる仕事量が多ければペイできるでしょうが、そうでない場合は、無料で使えるものを導入してみましょう。

UiPathには、UiPath StudioとUiPath StudioXがあり、UiPath StudioXのほうがよりかんたんでとっつきやすいものです。
大半のものは、UiPath StudioXでつくることができますので、UiPath StudioXでつくってみましょう。

こういった記事も書いています。
RPAをはじめるならUiPath StudioX | EX-IT