会計ソフトは何を使うか。freeeか弥生会計。

経理効率化のため、会計ソフトは何を使うか。
私の考えをまとめてみました。

 

 

Excelだけで経理ができるか

経理をするときに、Excelだけ、つまり実質無料(多くの方はExcelをお持ちでしょうから)でできるかどうか。
答えは、×です。

それなりにExcelスキルが必要となり、Excelだけで経理をするのは現実的ではありません。
具体的にはExcelマクロの機能も必要ですし、会計の知識(間違っていないかのチェック)も欠かせません。
会計ソフトを使うことになります。

ただ、その会計ソフト。
専門家(税理士等)に合わせてつくっているからか、使いやすい、これが絶対おすすめというものはありません。
そんな中でも消去法で選ばざるを得ない状況であります。

使うなら、クラウド会計ソフトfreeeか、従来型の会計ソフト弥生会計でしょう。

クラウド会計ソフトfreeeのメリット・デメリット

freeeは、クラウド会計ソフトで、ブラウザで使うことができ、インストールが必要ありません。
WindowsでもMacでも使えますし、端末を選ばないというメリットがあります。

freeeはfreeeで使いにくいところもあるのですが、
・ネットバンクとの連動精度が高い
・従来の会計ソフトとは違う考え方
・会計ソフトの中では、ちょっと今風で見やすいほう
という点から、有力候補となります。

「経理が全自動でできる」は嘘です。
少なからず修正はしなければいけないのが現実でしょう。
設定をこまめにし、使いこなせば、自動でできる範疇は広いのは事実です。
(たいていはそこにいくまでに力尽きてしまいますが)

デメリットの1つは、処理速度が遅いこと。
これは、クラウドである以上、しかたのないことです。
(クラウドサービス、たとえば、Gmailも処理速度は早いとはいえず、画面の切り替えに一瞬時間がかかります。freeeも同じようなものです)

もし、処理速度を求めるなら弥生会計でしょう。

 

freeeか弥生会計

弥生会計も消去法で選ぶものです。
Windowsでしか使えませんが、すばやく操作はできます。

Excelとの連携もしやすく、Excelデータを取り込む、Excelデータに変換する処理も速いです。

ただ、ネットバンクとの連動は、優れているとはいえません。
簿記の知識もfreeeよりも必要となります。
(freeeも簿記の知識は必要です。「簿記を知らなくてもできる」は嘘です)

 

どちらを選ぶか。
・弥生会計のこの画面が古くさくて嫌なら、freee。
・簿記をそれほどご存知なければfreee(それでも多少の勉強は必要です)
・スピード重視ながら弥生会計
・取引が複雑なら弥生会計
・Windowsを使っているなら弥生会計
・Macを使っているなら弥生会計
という感じです。

両方等も無料体験版があるので、使ってみましょう。
弥生会計はその無料体験版を使うまでも手間がかかりますが。